※コミックス派の方はネタバレを含みますのでご注意ください。
こんぬつわ、にゅーです☆
今回も最新話から分かった事について考察してみようかと。
今回はこの人に焦点を当ててみましょう!
百獣海賊団3人の災害の1人「旱害のジャック」。
初登場時はあれ?モーガンに似てねぇか?とモーガン再登場説が出たりと盛り上がりましたが、ふたを開けてみれば本当に恐ろしいヤツでした…
と、思っていたんですが922話を見てちょっと印象が変わった気がしまして…そして読み返してみると意外とジャックって真面目なのでは?と思う事が出てきました。
今回はそんなジャックについて考察していきたいと思います!
ジャックについて
ゾウ編
まず衝撃を与えたのが懸賞金でしたね。
これまで高くても5億ベリーがいいところ…だったんですがここにきていきなり桁が変わっての10億ベリー!
REWARDという表記だったので何か単位の違いでの間違いかな?と思った方も多くいたと思います。
が、開けてみてなるほど、相当にヤバいヤツということが分かりましたよね。
ゾウ編で彼について分かったことと言えば、
- 侍などいない、というミンク族の訴えを聞くも、いない事を罪と言い、モコモ公国を滅ぼした
- 5日間昼夜通して半日ずつ休んでいるイヌアラシ、ネコマムシと互角にやり合った
- 6日目にシーザーの開発した非道な毒ガス兵器でミンク族を戦闘不能にした
- 捕まえたイヌアラシの足、ネコマムシの腕を切り落とし、拷問を続けた
- インペルダウンへ護送中のドフラミンゴを奪還するためセンゴク、藤虎、つるがいる船団を襲撃、奪還はできなかったが軍艦2隻を沈めた
- 再度ゾウへミンク族を殲滅するために戻る
- 象主自体を殺し、ミンク族共々海に沈めようと考え、船団で象主へ総攻撃をかけた
- 象主の攻撃で船ごと粉々に、ジャックのアゴのガードもぶち壊され、能力者であるジャックは海底に沈んだにも関わらず、普通に生きている
…書いていて思いましたけどクレイジーすぎる。こりゃ10億ベリーの男ですわ。
もうね、自分の思い通りにならない事が一番許せないんでしょうね。
だって海軍大将レベルの人間が3人いる船団へ特攻したり、巨大なゾウ相手に戦おうとしたり、探している人がいない事を罪と言ってその国を滅ぼしたりしているわけですから。
自分の信念を曲げないってところはルフィに近いものを感じます。そこだけだけどもw
多分皆さんも同じ事を考えたでしょうね。コイツはマジでヤバいヤツだ…また出てきた時はどんな非道な事をするのか…ってね。
でも思ったより再登場は早めでしたね。しばらく海底にいるのかと思ったらしれっと再登場しました。
それが、
ワノ国編
ワノ国編でした。どうやらルフィたちが入国する少し前に戻ってきていたみたいです。
さっそくどんなヤバい事を巻き起こすのかと読んでいると…
どうやらワノ国でも恐れられている様子でしたね。そりゃそうだ。
しかし921話、そして最新話の922話でちょっと違和感が。
921話ではカイドウの登場にジャックは「なぜ…」と焦りを見せています。
そして最新話でも「まさかカイドウさん酔ってる?」と聞いたり、おこぼれ町をカイドウが吹き飛ばしてしまうと武器工場の労働者である住人がいなくなり武器の生産ができなくなることから心配したりしている一面も。
ホーキンスの機転でカイドウがおでん城をターゲットにした時はホッとして座り込んでいたくらいです。
…あれ?ジャックさん、カイドウと同じく破壊大好きなら一緒になって暴れまわるんじゃないの?
人間なんて他からまた連れてこればいい!とか言いそうなもんなのに。
ここを見てからゾウ編を振り返ってみるともしかして…と思う事がいっぱい出てきました。
まずは雷ぞうを探しにゾウへ辿り着き、雷ぞうがいない事を罪と言い、モコモ公国を滅ぼした件ですが…
結局雷ぞうはいたんですよね。ミンク族が仲間である光月家の人間を守るために嘘をついていたんです。
つまりこう解釈してみるとどうでしょうか?
侍たちを始末するよう、社長のカイドウから命令が下されました。
焦ったサラリーマンのジャックは様々な情報網を駆使し、ゾウに侍の一味の雷ぞうがいるという有力情報を得た。
早く侍たちを見つけ出さないと社長を怒らせてしまう(イメージはカイジの兵藤会長)。
だからこそ徹底的にミンク族を打ちのめし、雷ぞうを捕まえようとした。
…あれ?ジャックさん、もしかして社長の言う事を素直に聞く社畜なんじゃ…?
お次はドフラミンゴ奪還のために海軍の船団を襲撃した件ですが、
結局雷ぞうを見つけられず、社畜ジャックさんはこのまま成果も無しに社長の元に帰ったら何をされるか分からないと焦ったわけです。制裁!←
そこでドフラミンゴを奪還するために海軍の船団を襲撃し、せめてもの功績を作ろうと思ったわけです。
もしも失敗したとしても海軍大将レベルの人間が3人も乗っている船団に挑んだわけですからまだ社長の心象は良くなる。
もしかして一見クレイジーなこの行動もこういった理由があったんじゃないかな?
おそらく海軍の船団に突っ込む方がカイドウ社長をキレさせるよりはるかにマシだと思ったんでしょう。
そして最後は象主への攻撃です。
雷ぞうは見つけられなかったけども、もしもいたとしたら…そしていなかったとしてもミンク族に生き残りがいた場合、百獣海賊団に牙を剥く可能性が高い。
ミンク族の戦闘力の高さは戦った社畜さんが一番わかってますからね。
だから社長の障害になりそうなものはすべて消し去る事にした。
…ちょっと待て待て、ただの破壊者と思っていたジャックさん、実はとっても賢い社畜なんじゃないかこれ。
まあこれは仮説ですがよく考えてみてください。
敵わないような相手にも突っ込んでいくジャックがなぜカイドウに戦いを挑み続けないのか。
彼の性格を考えたら誰かの下につくようなことは絶対しないはず。天上天下唯我独尊ですよ。
でも実際は違った。社長カイドウの手となり足となる、優秀な社畜、それがジャックだったんです。
そう考えればすべて繋がる気がしませんか?
まとめ
今回は最新話のジャックの違和感から考察を進めてみましたがいかがだったでしょうか。
まあでもすぐにまた社畜から残忍なジャックさんに戻ると思いますので、ミンク族との戦いに期待したいところです!
読んでいただき、ありがとうございました。
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