※コミックス派の方はネタバレを含みますのでご留意ください
こんぬつわ、にゅーです☆
最新話921話の考察の第2弾です。
今回の話の中で錦えもんがとある暗号が書かれた紙を左足に月の印がある者に配ってほしいと話してましたね。
その紙を見れば分かる者には分かる暗号になっており、決戦の日取りや場所等の情報が書かれていました。
その紙に書かれていた物は「火」「二羽の鳥」「ハブ」「逆三日月」。
それぞれの意味は「火祭り当日」「時刻酉二つ」「刃武港」「反乱の意志」。
火祭り当日の酉二つの刻に刃武港に集合し、反乱を起こすという内容の暗号です。
この中で気になるものがあるんです。
今回はこの暗号の中身からちょっと気になる事について考察してみようと思います。
錦えもんの暗号
逆三日月
錦えもんの暗号の中でちょっと気になったのがこの逆三日月。
他の暗号はなんとなくそれを見れば知らない人でも分かる可能性がある物なんですがこの逆三日月に関しては「逆」ということで「反乱の意志」を表しているんでしょうけれど何も知らない人からすれば「夜」とも読み取れるような気がします。
でも足首に逆三日月の印をつけている者であればもちろん意味が分かる、これが一番暗号として機能しているともいえるんですが…ふと思ったんです。
これ、どこかで見たことあったな…と。
そう思って読み返しているととあるSBS。
最悪の世代の子供の頃が描かれているところだったかな?
ここでピンときた人もいるはず。
マーシャル・D・ティーチが受け継いだDの意志
ティーチの子供時代を見てみてください。
三日月の下で泣きながら座り込んでいますよね。
この三日月、逆三日月になっています。
これね、偶然かもしれませんがそうじゃないとしたらどうでしょうか。
「逆三日月」は「反乱の意志」。
そういえば頂上戦争で白ひげが「ロジャーが待っていたのはお前じゃない」とティーチに言っていましたよね。
あれは「(Dの一族だけど)お前じゃない」という事だと見て取れます。つまりティーチはロジャーのDの意志を継いでいるんじゃないんです。
じゃあDの名を持つティーチが受け継いでいる意志は?
それは逆三日月が表すもの。Dの一族からの反乱の意志ではないでしょうか。
かつて栄えた巨大な王国をラフテルとし、そこをDの一族が治めていたとします。
ここで20の王国がその巨大な王国ラフテルを滅ぼしたと考えられますが、Dの一族の中にも王国ラフテルの思想が気に食わない者がいたのではないか。
それが黒ひげであり、ティーチが受け継いだDの意志。
そう、Dの意志は1つではなく色々あるんじゃないかな。
それぞれのDの名を持つ者がそれぞれの違ったDの意志を受け継いでいる。
だからロジャーの意志をルフィが受け継いでいる…だけではなく、ローも、サウロも、エースも、それぞれに受け継いでいる意志がある、もしくはあったんじゃないかな。
それではティーチの話に戻して。リンクだらけですみませんがまずはこちらをご覧ください。
私はティーチの体には2つの魂、ティーチと黒ひげの魂が宿っていると考えていますので、そうと仮定して話を進めさせて頂きます。
逆三日月の下で泣いているティーチは「D」がつくことから人々から避けられ、虐げられていた、そして孤独だったんじゃないかと思います。
そこに付け込んだのが黒ひげの魂。孤独な子供ティーチをそそのかし、世界をひっくり返し、滅ぼすことで世界を自分の支配下にしようとしている。
でも元々ティーチもその意志を受け継いでいる者。黒ひげに利用されているようで利用しているのはティーチの方であり、最終的には黒ひげの魂もティーチが支配するのかもしれません。
そしてティーチは受け継いだ意志を元に世界を滅ぼし、自分が支配する世界にしようとするんじゃないかなと思います。
それを示唆しているのがあのティーチの子供時代の逆三日月なんじゃないかと思うんです。
もしも尾田先生がここまで考えてあの絵をあの時に書いていたとしたら…どれだけ伏線を張るのか…すごいですわw
まとめ
今回は921話の錦えもんの仲間たちに向けた暗号の1つ、「逆三日月」をティーチと繋げて考察してみましたがいかがだったでしょうか。
こじつけ感があるような気もしますが…でも最初からそういった意味で逆三日月を尾田先生が使っていたとしたら面白いですよね☆
読んでいただきありがとうございました!
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