こんぬつわ、にゅーです☆
最近ちょっと重い考察が多かったので本編からちょっと離れたライトめな話をしようかなと思いますw
ワンピースのノースブルーの昔話の1つで「うそつきノーランド」という話がありますよね?
この物語は嘘のような大冒険の話をするノーランドという男が黄金都市があるということで王様と一緒に過酷な船旅に出ますがそんな都市は見当たらず、そうだ!黄金都市は海底に沈んだんだ!と最後まで嘘をつき続け、処刑されたというお話でした。
嘘ばっかりついているとこんな悪者になって処刑されちゃうぞ、という教訓で、子供の教育等に使われる物語なんでしょう。それなのにサーキースは悪ガキになっちゃったんですね
でも真実は真逆でノーランドは正直者で大冒険の数々・黄金都市は本当にありました。
この空島編の物語はボスのエネルもとても魅力的で話の構成もすごい上手く、本当に名作ですよね☆
そういえばワンピースの世界には正直者ノーランドとは対極の大うそつきがいましたよね。
そう、ウソップです。
でも彼は2年の修業を経て、嘘を真実にできるようになってしまったと自負していました。(実際はあんまり変わってないような←
これ、もしかしたらウソップも物語になる流れかも…?
しかもウソップ海賊団の1人、たまねぎの将来の夢は小説家でしたからね、たまねぎがイソップ童話ならぬウソップ童話を作るのかも!?
タイトルは…ノーランドは正直者だったのに「うそつきノーランド」でしたから…
うそつきのウソップは「正直者ウソップ」?
でも海賊王の一味が正直者って教育上どうなんだと考えるとやっぱり「うそつきウソップ」なんだろうけどそれじゃ面白くないですよね←
というわけで今回はもしもウソップが物語になったとしたらどんなお話になるのか?勝手に物語を作ってみようかと思いますw
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正直者ウソップ
これは本当にあった物語
東の海のとある村にウソップという少年がいました。
「海賊が来たぞ~!!!」
ウソップは毎朝決まってこのうそをついていました。
他にもウソップは
「俺には8000人の部下がいる」
「島かと思って上陸したら巨大な金魚のフンだった」
「金魚は切り身にして小人にくれてやった」
などと誰が聞いてもうそだと分かることばかり言って、村の人々をあきれさせていました。
ところがある朝、いつも聞こえてくるはずのウソップのうそがいつまでたっても聞こえてきません。
それが翌日になっても、翌々日になっても、聞こえてきません。
聞こえてくるのはウソップのマネをして「海賊が来たぞ~」というウソップを慕っていた子供たちの声だけです。
不審に思った村の人々は村中を探して回りましたがどこにもウソップはいません。
「うそばかりついていたから本当に海賊に連れ去られてしまったんだ」
村の人々はこれを教訓にうそをつくと海賊に連れて行かれてしまう、うそをついてはいけないと子供たちに教えたのでした。
…月日は経ち、2年後。
いつもと何も変わらない朝のように思えましたが、突然、村人の1人が血相を変えてこう叫びながら村の広場へ走っていくのが見えました。
「ウソップが!ウソップが!うそじゃなかったんだ!!!」
何事かと広場に集まる村の人々。そこにあったのは新聞とそれに挟まれていたとある指名手配書でした。
その手配書に書かれていた人物の名前は「ゴッド・ウソップ」懸賞金はなんと「2億ベリー」
新聞を読むとそこには「ゴッド・ウソップは数多の海賊たちを部下に持つ大海賊」「その中には小人や巨人たちも含まれている」と書いてありました。
そう、なんとウソップが言っていた「海賊」というのは自分の事、他のうそも本当の事だったのです。
それから数カ月後、ウソップが突然村に帰ってきました。
村の人々はおびえました。
「大海賊をうそつき呼ばわりしてしまった…仕返しされたらどうしよう…」
村の人々はウソップに謝りました。
「昔、あなたをうそつき呼ばわりしてしまって済まなかった。どうか許してくれ」
それを聞いたウソップはこう答えました。
「違う、俺はうそつきだ。それは今も昔も変わらない。でもそのうそを本当に変えただけなんだ。」
驚く村の人々にウソップは続けてこう言いました。
「これから次のうそを本当にしに行くんだ」
ウソップはうそつきでした。
でも自分がついたうそを本当にしたことでうそつきから正直者に変わりました。
そんなウソップを見た村の子供たちはその日から
「私は不治の病でも治せる医者だ!」
「僕は世界中の酒が飲める酒場を経営している!」
「俺は誰も見たことが無いような美しい建物を作ることができる!」
などと、口々にうそをつくようになったのでした。
おしまい
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まとめ
拙い文章ですみませんorz
でもこんな感じの物語だったらなんか…素敵やんグッときませんか?
この物語を読んで楽しんでもらえたら幸いです☆
読んでいただきありがとうございました!
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