こんぬつわ、にゅーです☆
以前、海軍大将についてこんな考察をしました。
今後も気になるキャラたちが大勢いるわけなんですが、今回はその中からクザンについて考えてみようと思います。
今はもう海軍を抜けて何をしているかよくわからない人物となっているクザン。
彼が何を考えているのか、そしてその目的は?
今回はここに目をつけて考えていこうと思います☆
クザンの目的について
海軍大将 青雉
かつてクザンは海軍大将でした。
彼の掲げる正義は「だらけきった正義」。
いつもやる気が無いように見え、職務放棄に近い状態になることもしばしば。
しかし思慮深く、自分の信念についてはしっかりと持っていましたよね。
赤犬のように民衆を巻き込んでも徹底的に悪を潰すような事はせず、相手が誰であろうと善悪について自分で考え、それに沿って行動をしている。
例えばオハラでロビンを逃がし、その後見守り続けたり、ルフィとの決闘でも氷漬けにして見逃したりしていたところから見てもそれが分かります。
そして世界政府が世界の真実を隠すために抹殺命令を出したオハラの考古学者の1人ロビンを逃したということは…世界政府に元々疑問に思うところがあり、その命令に逆らったという見方ができます。
そんなクザンですが、頂上戦争後に赤犬が海軍元帥になる事を危険視し、海軍元帥をめぐりパンクハザードで決闘をした末に、敗北したことで海軍を抜けることになりました。
現在のクザン
海軍を抜けたクザンは世界を自分の目で見て回っているように見えますが…
ドフラミンゴからいい評判は聞かないと言われたり、スモーカーから新世界の闇とつながっているかと聞かれていたり、バージェスと黒ひげの電話から黒ひげの仲間になっている?ことがわかったり、結構な暗躍をしています。
海軍を抜けて悪の道に染まってしまったのでしょうか。
いいえ、そんなことはないと考えられます。
なぜならドフラミンゴとの騒動の後、スモーカーとの話で「おれはおれよ」と言っていたわけです。
つまり立場は違えど昔も今もクザンは変わらずクザンのままだ、と本人が言っているわけです。
信念は変えていない、と。
ではなぜ海軍大将だった過去があり、強い正義感を持っていたであろうクザンが新世界の闇と通じたり、黒ひげの下にいたりしているんでしょうか。
世界政府を疑問視している
先ほども書きましたが、バスターコールによるオハラ襲撃の際、標的であるオハラの考古学者であるロビンを見逃しました。
一般人を巻き込むサカズキもなかなかひどいですが、クザンのしたことは普通の海軍の人間としては有り得ないですよね。
知れたら即クビでしょう。世界政府からの命令を無視したわけですから。
つまりバスターコールを出した世界政府を疑問視していることが分かります。
クザンの目的
そしてクザンは意味深なことをロビンに言っていましたよね。
オハラはまだ滅んじゃいねぇ、と。
これ…地図から消えるくらい徹底的にバスターコールで滅ぼされたオハラが滅んでいないって…かなりの謎ですよね。
これ、クザンはもしかしたら他にもオハラの誰かを助け出していたんじゃないのかな。
もしくはサウロのように氷漬けにしたか。
青雉がサウロにかけた技の名前覚えていますか?
アイス「タイムカプセル」です。
凍らせるだけならいつも通り「アイスタイム」だけでいいんです。
タイムカプセル、これはまるでサウロを冷凍保存し、未来で解凍してまさしくタイムカプセル状態にすることを意味しているんじゃないかな。
そもそもサウロはハグワール・D・サウロ、この物語の重要人物であろうDの一族なのにチョイ役で退場するのもおかしな話ですからね。
メタ的な視点になっちゃいますが再登場すると思われます。
まあそれは置いておいて、そんな芸当ができるとすればクザンはもしかしたらオハラの学者たちも冷凍したんじゃないか?
誰にも見つからないような場所で保護し、そこでかつて栄えた王国ラフテルについての話を教えてもらった。
オハラは空白の100年について巨大な王国までは辿り着きましたが、それ以外についてはまだ分かっていないようでしたので、クザンもそこまでしか分からないんでしょう。
だからそのラフテルに自分が知りたがっていた空白の100年の真実があるのではないか。とクザンは考えたんじゃないかな。
だからラフテルへ行かなくてはならない。そのために必要なのは…
空白の100年・ラフテル等に関する情報を集め、仲間とともにラフテルを目指す。
そう、新世界の闇と情報交換をし、海賊王に近いと考えられる黒ひげとともにラフテルを目指す。
これがクザンの今の行動の理由なんじゃないかと思っています。
一度まとめてみましょう。
元々クザンは世界政府について疑問に思うことがあり、空白の100年の真実について知りたいと考えていた。
しかし海軍でいてもその真実に辿り着くどころか近付くこともできなかった。そんな彼はある時オハラにバスターコールで出向いた時に情報を得るチャンスを得た。
そしてタイミングを見計らっていたわけです。そう、海軍を辞めるタイミングです。
それが頂上戦争の後、黒ひげが力を付け、海賊王に近い海賊として台頭したんです。
だからクザンは元帥争いという名目でサカズキと決闘をし、わざと負けることで海軍を抜けることに成功した。
そしてこれまでできなかった新世界の闇と呼ばれる者たちとつながることで情報を得、黒ひげ海賊団に入ることでラフテルを目指すこととなった。
クザンがオハラでサウロに言っていましたよね。「正義は立場によって形を変える」と。
クザンはラフテルに到達し、空白の100年の真実を知ることにより正義を判断しようとしているんでしょう。
ラフテルで彼の正義はまた形を変える。
もしも黒ひげが自分の正義と違う考えだったら…おそらく黒ひげと戦うんでしょうね。
ロビンを逃がした理由
じゃあクザンがロビンを逃がした理由を考えてみると情だけでしょうか?
多分クザンはこう考えていたんじゃないかと思います。
自分も空白の100年の真実について調べ、追究していくけれどもそれが正しい答えとは限らない。
自分とは違う者がラフテルに辿り着き、世界の真実を明らかにし、今の矛盾だらけの世界を変えてくれるのかもしれない。
そう、他の可能性も残しておきたかったんじゃないかな。
それがロビンであり、ロビンが決めた終着点、麦わらの一味です。
思慮深いクザンですからこれくらいの事まで考えても不思議じゃないと私は考えています。
まとめ
今回は元海軍大将青雉、クザンについて考察してみましたがいかがだったでしょうか。
今後、またびっくりするような行動を見せてくれる事に期待しつつ、クザンの活躍を待ちましょう!
読んでいただきありがとうございました☆
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