こんぬつわ、にゅーです☆
ワンピースの始まりと言えば、フーシャ村にいる少年ルフィと海賊シャンクス。シャンクスのようなかっこいい海賊に憧れて、いや、それ以上の海賊になると決心し、シャンクスから大事な麦わら帽子を託される、なかなか最初から感動させてくれる展開でしたよね。
ある意味ルフィの親みたいなシャンクス、元々謎が多い人物ではありましたが、最近、世界会議編でさらに謎を大きくする驚くべき出来事がありましたよね。
今回はそんなシャンクスの謎について考察していきたいと思います。
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目次
シャンクスの謎
シャンクスがイーストブルーに来た理由
この物語は子供ルフィとシャンクスのイーストブルーでのやり取りからスタートします。
でも、なぜシャンクスはイーストブルーにいたんでしょうか。
シャンクスの出身地はウエストブルーです。
一見謎なこのイーストブルーへの航海。でもシャンクスは見習いの頃、世界を自分の目で見て回りたいと言っていたので単純にそれが理由なのかなと。
ただね、見習いの頃と意味合いは違うのかなと思います。
それはロジャー海賊団に所属していた時にラフテルを確認したことでこの世界の真実を知った。
そこで自分の役割について理解したんです。
ロジャー海賊団はそれぞれ自分の役割を持った。
船長のロジャーは大海賊時代の幕を開けさせ、自分たちの意志を継ぐ海賊たちが出てくることに賭けた。
副船長のレイリーはロジャーの意志を受け継ぐ者が現れた時に協力しようとしていた。
船医のクロッカスはグランドラインの入り口で海賊たちを見定め、気に入った(ロジャーの意志を受け継いでいる可能性のある)者に道しるべとなる情報を与えていた。
バギーは…うん、宝好きだよね←
じゃあシャンクスは…?ロジャーから麦わら帽子を託されました。ということはシャンクスがロジャーの意志を継いで世界をひっくり返していくのでしょうか。
多分それは違うんじゃないかな。
白ひげが頂上戦争の時に黒ひげに向けて「お前じゃねぇんだ。ロジャーが待っていたのは」と言っていました。
あれね、「(Dの一族だが)お前じゃねぇんだ。」ってことだと思うんです。
ロジャーはDの一族で自分の意志を受け継いでくれる者を待っているんです。
ということは、ロジャーはシャンクスに
「この帽子をお前に預ける。俺の意志を受け継ぐDの一族が現れたらこの麦わら帽子を渡し、協力してやってくれ」
ってなことを伝えたんじゃないのかな?
つまりシャンクスは世界を見て回る中でロジャーの意志を受け継ぐDの一族を探していたんだと私は考えます。
イーストブルーに来ていたのもロジャーの生まれ故郷ですので何かしら感じるものがあったのかもしれません。
でもここで1つ疑問が。じゃあシャンクスはDの一族じゃないの?シャンクスが世界をひっくり返せばいいじゃないか!と思いませんか。
ぶっちゃけシャンクスがDの一族かどうかは分かりません。Dの一族だとしたら意志を受け継ぐ者としてロジャーから麦わら帽子を託されたのかもしれません。
しかし、シャンクスは世界をひっくり返そうとはしていません。
その理由はこれです。
シャンクスは世界のバランサー
ラフテルを確認し、世界のすべてを知ったのであれば、若い自分がロジャーの意志を受け継いで世界をひっくり返す!と考え行動してもいいわけなんです。
ではなぜ動かないのか。
それはこれまでの彼の行動を見てみると浮かび上がってきます。
例を挙げると、シャンクスは白ひげのところへエースが黒ひげから手を引くように指示するよう交渉に来ました。
しかし白ひげはこれを拒否。結局エースと黒ひげは衝突し、エースがインペルダウンに収容され処刑される。この事が引き鉄になり頂上戦争が巻き起こったわけです。
また、その後頂上戦争が起こった時も終戦に導いたのはシャンクスでした。
あの時、すごい違和感ありませんでしたか?
海軍の元帥であるセンゴクが戦争の後始末について「お前になら任せてもいい」とシャンクスに言ったんです。
海軍のトップが海賊に任せているわけです。普通に考えたらありえないですよね。
なぜセンゴクはそのような事を言ったのか。四皇だから?
でもカイドウが言ったら絶対任せませんよねw
そう、シャンクスだから任せたんです。以前五老星も言っていましたね、暴れだしたら手を付けられないが自分から世界をどうこうする者でもあるまい、と。
そうなんです、シャンクスは世界を壊そうと考えていない。世界のバランスを保とうしているんです。
だから世界会議の時でさえ、五老星に会って話をすることができるような立場にいるんです。
シャンクスの行動は世界の均衡を保つためにされている。だから話があるならば聞いてやる必要がある、と五老星も考えているんじゃないかな。
だからシャンクスはロジャーの世界をひっくり返す意志については受け継いでいないんです。
いや、正確には違うか。
シャンクスはロジャーの意志を受け継いでいないフリをしているんだと私は考えています。
来たるべき時のために
ではなぜそんなフリをシャンクスは続けているのか。
それには2つの理由があると私は考えています。
世界をひっくり返すタイミングを見計らっている
おそらくシャンクスは世界をひっくり返したい気持ちはあったのでしょう。
しかし、今はタイミングじゃない。そして足りないものが色々とある。
世界をひっくり返す、レッドラインを破壊しても人々を救うためにはノアとポセイドンの力が必要、そして空白の100年の真実を受け入れられる手段等々が必要です。
そのような状況が整うまで待たなくてはいけません。
それまでは動かず、虎視眈々と。そして世界政府・海軍からも信頼を得ることで世界の状況を掴んでおく必要がある。
その役割を担っているのがシャンクスなんです。
間違った海賊が世界を滅ぼさないように監視している
シャンクスは先ほど書いた通り、世界のバランサーとして動いています。
そのバランスを保つ上で一番脅威・危険因子と踏んでいるのが黒ひげです。
彼もDの一族。もしかしたらラフテルにはDの一族しか扱えない兵器のようなものがあるのかもしれない。
もしそれを黒ひげのような者が手にしたら…世界は破滅し、黒ひげの支配下となってしまいます。
これでは自由も何もない。天竜人が黒ひげに変わるだけの差別・暴力が蔓延する世界のままです。
シャンクスはこれを恐れています。だからエースに黒ひげから手を引くよう話したり、付けられた顔の傷を気にしたり、黒ひげの勢力が大きくならないよう、立ち回ってきた。
しかし最近になり黒ひげはどんどん力を付けていき、ついにはシャンクスと同じ四皇の一人にまで登り詰めた。
いよいよシャンクスの手に負えなくなってきたわけです。そこで取った行動がアレですよ、アレ。
世界会議の時に五老星に「ある海賊について話が…」と相談に行ったわけです。
これ、黒ひげの事についての相談だと私は考えています。
黒ひげは力を付け過ぎた。もう俺の手に負える者ではない。あんたたちの力を使って海賊王ゴールド・ロジャーを追い詰めた時のようにマーシャル・D・ティーチを追い詰めてくれ、と相談したんじゃないかな。
でもその後のイム様のくだりを見ているとそう簡単にはいきそうもないですよね、ズタズタに切り裂かれたルフィと黒ひげの手配書、さらに剣を突き立てられたしらほしの写真にビビの写真。
素直に黒ひげを抹殺するという話にはならなさそうですよね。
さぁ、この後どんな展開になっていくのか、本当に目が離せませんな☆
世界をひっくり返すこと
さて、これまで世界をひっくり返すと何度も書いてきましたが、じゃあどうやって世界をひっくり返すのか?そもそも世界をひっくり返すこととは何か?
答えは下の記事を読み進めていくと分かります!
コチラもぜひ読んでみてください☆
脱線:イム様について
少し話は逸れますが、イム様。こんな後半でラスボス候補をドン!とチョイ出しして話を飛ばすとは尾田先生も人が悪いw
イム様の正体については色んな考察が飛び交っていますが私なりのとんでも予想を。
こんなん情報少なすぎて考察できないんでおっさんのしょうもない妄想と思っておいてくださいw
ずばり、イム様はネフェルタリ家の初代女王であると私は考えています。
え?ネフェルタリ家は世界政府を作った20人の王たちの中で唯一聖地マリージョアに移り住まずむしろ世界政府を裏切ったような一族でしょ?と思われるかもしれません。
が、逆に変だと思いませんか?裏切り者であるならまず真っ先にネフェルタリ家は世界政府に潰されませんかね。
しかも虚の王座は20人の王たちが守り、誰も座ってはいけない平和の象徴とされているわけで、そこに座るイム様の事を知っているのは本当に極わずかの人のみ。五老星以外の天竜人も知りません。
つまりここから考えられるのは、イム様の正体は普通の天竜人ですら知りえない人物。裏切ったとカモフラージュすることで目につかない人物、そう、ネフェルタリ家が出てくるわけです。
そしてイム様、仏様ということで輪廻転生、魂を移すことができるんではないかと思います。
ですので、今使っている肉体はネフェルタリ・ティティ、そう、ビビの亡くなった母親の肉体。
そろそろ肉体が古くなってきたので新しいネフェルタリ家の肉体に変えなければならない…とイム様は考えている。
他の手配書はズタズタ、もしくは剣を突き立てていたのにビビの手配書は無傷だったのにはこういう意味もあるんではないかと。
はい、ぶっとび過ぎの妄想でしたw
元の話に戻しましょう。
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まとめ
シャンクスの行動には謎が多かったんですが、考察していくうちにもしかしたら彼は来たるべき時が来るまで世界の均衡を保ちつつ、ロジャーの意志を継ぐ者と共に世界をひっくり返そうと考えているのではないかという考えに行きつきました。
そのロジャーの意志を継ぐ者が自分に麦わら帽子を返しに来た時、それが世界をひっくり返す時だと。
そう信じて、シャンクスはルフィに麦わら帽子を預けたのだと思うとさらに深みが増すような気がしませんか?
イム様については何言ってんだコイツ的な感じで見てやってくださいw
読んでいただいてありがとうございました。
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